ご挨拶

 経営品質の向上は、「卓越した経営を目指し、自らの経営を自らが振り返ることで気づきを高め、目指す価値実現にむけた経営の変革を支援する」ためのプログラムです。このプログラムは、米国経済競争力復活の原動力となった「マルコムボルドリッジ国家品質賞(MB賞)」の考え方を範として、日本の経営革新の実践を通じてつくりあげられました。財団法人社会経済生産性本部が事務局となって経営品質協議会が設立され、卓越した経営のモデルとしてふさわしい組織を表彰する「日本経営品質賞」を中心に、さまざまな研修コースや支援プログラムが開発・提供されています。同様のプログラムが、アジアや欧米をはじめ100以上の国や地域で実施されています。

 新潟県においては、1998年10月に新潟県経営品質協議会を創設し、新潟県下企業・組織が競争力のある経営体質・組織風土の変革を「経営品質向上プログラム」というツールを活用し卓越した経営を目指す経営革新に向けた取り組みを行っています。併せて、新潟県経営品質賞制度(NQA)が創設され、過去数多くの企業が卓越した経営レベルを有する本県を代表する企業として受賞しています。

 これからも「広く県内中小企業の皆様が『経営品質の向上』に出会い、真の競争力のある経営体質を構築するための契機となること、そして『新潟県経営品質賞』の審査を通じて、応募企業の真の経営課題を明確にするための支援をすること」を当協議会の使命として活動してまいります。私たちは、困難な経営環境の中でも、この考え方により、組織、経営を見直し、経営課題を明らかにして、経営革新、成果を向上させたい経営者、幹部の皆様のお役に立ちたいと考えております。

新潟県経営品質協議会
代表幹事 齋藤伸雄

 

 

 

 

 

協議会が目指す姿

経営品質って凄いね!取り組んで「こんなに変わって元気になったよ!」と言われる協議会を目指します。価値観を共有する組織・団体と連携し、革新に向けた最大のツールである経営品質向上プログラムの普及活動を通し、県下元気企業・組織の創出を支援します。お客様の「経営革新に取り組んで良かった!」が協議会の喜びです。

社会のために何を目的として経営をするのかを明らかにすることが素晴らしい経営実現の第一歩です。
 

組織が成立する3つの要素

1. 共通の目的

2. 貢献意欲 

3.コミュニケーション